ドンナルンマ

PSG新監督として発表された、元バルセロナや元スペイン代表監督のルイス・エンリケ。監督としてデビュー以来、ゴールキーパーがビルドアップを一番下から支える選手であるという考えを持ち続けてきた。

そのため、ルイス・エンリケは足元の技術を持つゴールキーパーを重視しており、ラインを突破し、リスクを冒さずにパスを繋げる能力を求めてきた。しかし、PSGの正GKであるドンナルンマはその条件を満たさない。

フランスメディアの『L’Équipe』によると、ルイス・エンリケはドンナルンマと競争できるゴールキーパーを探しているかもしれないと報道している。

ドンナルンマは昨シーズン、ガルティエ監督の下で正GKの座を獲得し、ケイラー・ナバスをレンタル移籍させるほどの活躍を見せた。しかし、ボールを持った際の彼のパフォーマンスは決して優れているわけではなかった。

実際、21/22のチャンピオンズリーグのラウンド16でのベンゼマとのプレーでのミスは、レアル・マドリーの逆転勝利につながった。

『L’Équipe』では候補として、ウーゴ・ロリス、ケパ、さらにはデ・ヘアといった名前が挙がっている。しかし、マンチェスターUの退団を発表したデ・ヘアの獲得の可能性は低いとされている。

ルイス・エンリケは、自陣のPKエリアから攻撃を開始する際にビルドアップができるゴールキーパーを求めている。クラブは監督の要求に応えるため、市場でさまざまなオプションを探ることになるだろう。

(By ALLSTARS CLUB編集部)