エミリアーノ・サラ

カーディフとFAナントの間で争われているエミリアーノ・サラに関する問題の最初の審問が今週、ナント商事裁判所で行われる。

サラは2019年1月、FCナント(フランス1部)からカーディフ・シティ(当時イングランド1部)への移籍が決まり、契約締結のためにフランスからイギリスに向かっていたが、飛行機が墜落する事故に遭い、亡くなっている。

FCナントはカーディフに対し、移籍金1700万ユーロの支払いを要求したが、カーディフは正式な選手登録が行われていなかったことを理由に支払いを拒否していた。

FIFAが仲裁に乗り出し、カーディフに最初の分割払いに相当する600万ユーロをナントに支払うべきだと声明が出されたが、カーディフはこれを不服とし、CASへの上訴を行っていた。しかし、その上訴も棄却されていた。

L’Equipe紙によると、「カーディフ・シティの弁護士が5月中旬に起こしたサラの民事訴訟を受けて、木曜日の午後にナントの商事裁判所で最初の審問が予定されている。審問の終了後、手続きのプロセスが作成される。当事者はそれぞれの弁護士によって代理される」としている。

(By ALLSTARS CLUB編集部)