いよいよアフリカネーションズカップの開催まで1日を切った。サラーやマネ、マフレズなどヨーロッパの第一線で活躍する選手たちも数多く出場する。

ところで、ヨーロッパの国の代表であるため、アフリカネーションズカップには出場できないものの、ルーツがアフリカの選手が多数いることはご存知だろうか。まず挙げられるのはフランス代表だ。2018年のワールドカップ優勝の際も一部の心無いファンから批判の的にもなった。

今回はそんなフランス代表でプレーするアフリカにルーツのある選手を5名紹介しよう。

ルーツがアフリカのフランス代表5選手

 

1. キリアン・ムバッペ


ルーツ:カメルーン

ポジション:FW

所属クラブ:PSG

今一番乗っている選手の一人と言っても過言ではないだろう。21-22シーズンも17試合(スタメン16試合)で9ゴール8アシストと圧倒的な成績を残している。ネイマールやディ・マリア、メッシ、イカルディといった錚々たるFW陣の中でも輝きを放っている。

2. エンゴロ・カンテ


ルーツ:マリ

ポジション:MF

所属クラブ:チェルシー

レスター奇跡の優勝メンバーの一人で、現在はチェルシーでプレーするカンテ。圧倒的な運動量でピッチを縦横無尽に駆け回り、相手のチャンスの芽を摘む。また、小柄ながらもフィジカルが強く、攻撃時に彼に目をつけられたら終わりだ。

3. ポール・ポグバ


ルーツ:ギニア

ポジション:MF

所属クラブ:マンチェスターU

長い脚とテクニックを生かして相手DFを翻弄する。また、相手の足が届かない場所にボールを置けるためキープ力にも優れている。マンチェスターUが低調な時も攻撃を支えている。

4. カリム・ベンゼマ


ルーツ:アルジェリア

ポジション:FW

所属クラブ:レアル・マドリード

2009年から強豪レアル・マドリードでエースとして活躍しているベンゼマ。34歳になった21-22シーズンも衰えを見せることなく、ゴールを量産しており、19試合で15ゴール7アシストを記録している。長らく不祥事によりフランス代表を追放されていたが、昨年復帰している。

5. プレスネル・キンペンベ


ルーツ:コンゴ

ポジション:CB

所属クラブ:PSG

26歳になり守備の安定感が出てきたキンペンベ。フランス代表やPSGでもスタメンで主力として活躍している。また、左利きのセンターバックという貴重さも生かして今後のさらなる活躍にも期待。

関連記事アフリカネーションズカップ2021に出場するプレミアリーグビッグ6の選手まとめ