エルチェ

エルチェの不名誉な記録が止まらない。22/23年のリーガ・エスパニョーラ19試合目を終えて、勝ち点はわずか「6」。全て引き分けによる勝ち点獲得で、勝利に関しては未だ「0」だ。

セビージャとの19試合目は、エルチェにとって何としてでも勝ち点3を取りたい試合だっただろう。シーズンの折り返し地点で未勝利か1勝かでは、かなりモチベーションの部分が異なるはずだ。

しかし、結果はアウェイで3-0の完敗。前半に3点を許した上、退場者を出したことによる数的不利が悪影響を及ぼし、為す術なく敗れてしまった。

これにより、一つ順位が上のヘタフェとは勝ち点11差、ぎりぎり降格圏外のバジャドリーとは勝ち点が14も開いている。

『AS』によると、シーズン折り返し地点で未勝利だったのは、97/98年のスポルティング・ヒホンと21/22年のレバンテのみであり、エルチェが3例目だという。

シーズン残り半分で、奇跡の巻き返しを見せることはできるのだろうか。