イニャキ・ウィリアムズ

現地時間2023年1月29日に行われたセルタ対アスレティック・ビルバオの一戦。試合はホームのセルタがエースのイアゴ・アスパスのゴールで勝利を収めたが、アスレティック・ビルバオにとっては、実に252試合ぶりの珍事が起きていた。

その珍事とは、中心選手のイニャキ・ウィリアムズが1秒たりとも試合に出場しなかったというものだ。

実はイニャキ・ウィリアムズは、2016年4月に行われたアトレティコ・マドリード戦に途中交代で出場して以来、リーグ戦の試合を一度も欠場していなかった。

16/17年から21/22年までリーグ戦全38試合に出場し、チームを牽引してきたが、今回の試合で体調不良により「251試合」で途切れることとなった。

ちなみに、この251試合という数字はラ・リーガにおいてトップである。2021年10月にレアル・ソシエダ一筋で活躍したDFフアン・アントニオ・ララニャガが持っていた「202試合」を上回ることに成功していた。