いよいよ日本時間1/9(日)25:00キックオフのカメルーン対ブルキナファソでアフリカネーションズカップ2021が開幕する。コロナウイルスの影響などによって延期されていたが、ついにアフリカ最大の国同士の争いが始まるのだ。

もちろん出場するアフリカ各国は優勝を目指して主力選手を招集する。しかしそこで生じる問題は、主力選手を引っこ抜かれるクラブ側の戦力ダウンだ。アフリカには優れた選手が多いため、クラブでも主力として活躍している選手も数多く存在する。特にイングランドプレミアリーグではその影響が顕著であると言われており、実際にリバプールのクロップ監督も不満を露わにしている。

そこで今回はプレミアリーグの強豪クラブ、所謂ビッグ6と呼ばれるチームから引き抜かれる選手を紹介する。果たしてどれくらいクラブに影響を与えるのだろうか。


ビッグ6で一番影響を受けるのはリバプール?アーセナル?


マンチェスターシティ


▼リヤド・マフレズ(MF、アルジェリア)

マフレズは今シーズン、リーグ戦で16試合に出場し、6ゴール4アシストを記録している。先週行われたアーセナル戦でもPKを落ち着いて決め、チームの逆転勝利に貢献した。

チェルシー


▼エドゥアール・メンディ(GK、セネガル)

今シーズンも絶対的守護神として全試合に出場しているE・メンディが抜けるのは大きな穴になるだろう。ケパの不振の後に加入すると瞬く間に正ゴールキーパーの座を奪った選手の代わりは出てくるのだろうか。

リバプール


▼モハメド・サラー(FW、エジプト)

▼サディオ・マネ(FW、セネガル)

▼ナビ・ケイタ(MF、ギニア)

もはや説明は不要。リバプールの攻撃を支えている両角が抜けるのは、クラブにとって大きな痛手となることは間違いない。そしてナビ・ケイタも中盤の貴重な戦力。南野やジョタなど代わりはいるものの、果たして穴を埋めることはできるのだろうか。

アーセナル


▼トーマス・パーティ(MF、ガーナ)

▼モハメド・エルネニー(MF、エジプト)

▼オーバメヤン(FW、ガボン)

▼ニコラ・ぺぺ(FW、コートジボワール)

▼オマル・レキク(DF、チュニジア)

こちらもかなりの戦力ダウンになるだろう。先日戦線に復帰し、安定したパフォーマンスを魅せたトーマス・パーティの離脱が一番大きいか。エルネニーやぺぺは常に試合に出場しているわけではないが、貴重なサブでもあるため、戦力ダウンになることは確かだ。

トッテナム


▼パペ・サール(MF、セネガル)

実はトッテナムは直接的な戦力ダウンはない。なぜならパペ・サールはローンでフランスリーグ1のメッスに所属しているからだ。これはトッテナムにとっては好都合だろう。現在6位だが、リバプールなどがつまずけば上位に食い込むこともできる。

マンチェスターユナイテッド


▼エリック・バイリー(DF、コートジボワール)

▼ハンニバル・メイブリ(MF、チュニジア)

こちらもトッテナム同様そこまで影響は大きくない。ただ、バイリーの離脱は多少なりとも痛手ではある。スタメンではないものの能力が高く、貴重な控えセンターバックだからだ。

まとめ


以上がプレミアリーグビッグ6からアフリカネーションズカップ2021に出場する全選手である。やはりこうして見てみるとリバプールが一番影響を受けるのかもしれない。プレミアリーグの順位に影響が出るのかも注目しよう。

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