フィルミーノ

先日アーセナルとの大事な一戦で、途中出場ながら値千金の同点ゴールを決め、チームに勝ち点1をもたらしたロベルト・フィルミーノ。試合後『ESPN』のインタビューにて、リヴァプール退団についてコメントを残した。

「感極まってしまうので、あまり話すつもりはない。」という言葉からスタートさせたフィルミーノは次のように続けた。

「このようなビッグクラブでの美しいレガシー、美しいストーリー、そしてここで一緒に築いてきたものすべてにとても満足しているし、神様に感謝している。しかし、僕にとっては新しい状況であり、このような経験をしたことがない。このプロセスで僕を守り、助けてくれるよう、神様にたくさん祈りました。でも、僕は一生懸命働いていますし、いつでもチームを助ける準備ができています。僕は最後までチームと一緒にいます。チームメイトのみんなと一緒にここで、いい形で終わりたい」。

フィルミーノは2015年にクロップ監督とほぼ同タイミングでホッフェンハイムからリヴァプールへ移籍。ゴールを量産するというよりは味方を持ち上げるプレーを得意とするフォワードの選手で、スペースを作ったり、ラストパスを送り込んだり、守備でもハードワークを行ったりとあらゆる面で活躍を見せた。

20/21年までは主力として多くの試合に出場していたが、21/22年に出場機会が激減。それでも限られた中で結果を残しており、今季は22試合(12試合のスタメン)で9ゴール4アシストを記録している。

(By ALLSTARS CLUB編集部)