伊藤涼太郎

日本時間7月31日の午前2:15、シント=トロイデンVV(以後、STVV)の新シーズンが開幕した。今季はSTVVのクラブ創設100周年となる節目のシーズンである。

対戦相手は今季から川辺駿が所属するスタンダール・リエージュ。フィンク新監督の下、スタメンにはシュミット・ダニエルと伊藤涼太郎が名を連ねた。

STVVは前半7分、ガヤとの連携によりコイタが抜け出して決定機を作るも、ゴールには至らず。その後ボキャや伊藤がミドルシュートを放つが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

一方でそれ以降はややスタンダール・リエージュの流れとなるものの、シュミットのセーブもあり先制点は許さない。STVVは78分に絶好の決定機を迎えたが、ゴールライン上でクリアされ、点を奪うことはできなかった。

85分には岡崎慎司と山本理仁が投入され、勝利への行方を託された。すると86分、右サイドでスローインを受けたコイタが横へボールを持ち運んで強烈なミドルシュートを放つと、ボールはネットに吸い込まれた。

試合終盤にゴールを奪ったSTVVは、初戦を1-0の勝利で飾った。

(By ALLSTARS CLUB編集部)