イングランド代表

先日行われたU-21ユーロの決勝。イスラエルに勝利したイングランドとウクライナに勝利したスペインが優勝をかけて戦ったが、結果は1-0でイングランドに軍配が上がった。

イングランドはグループステージ3試合、準々決勝、準決勝、決勝の全6試合で完封勝利を収めるなど、圧倒的な守備力を見せつけた。

さて、通常このような大きな大会ではトロフィーの他に優勝賞金も目玉となるが、実はアンダーカテゴリーの大会では、優勝賞金というものは存在しない。例えばA代表のユーロ2020では、最大3400万ユーロ(現在のレートで約52億円)が優勝チームに送られたが、U-21では「0」だ。

代わりに与えられるのは次のオリンピック出場権である。ベスト4のイングランド、スペイン、イスラエル、ウクライナが獲得した。

しかし、イングランドに関しては実は獲得していないと言える。理由は、オリンピックではイングランドとしてではなく、イギリス(グレートブリテン)として出場するためだ。

とは言え、U-21ユーロという大会で優勝できることは非常に大きな意味を持つ。今後のイングランドA代表にも明るい未来が待っていると言えるのではないだろうか。

(By ALLSTARS CLUB編集部)