レフェリー

出場チームが一通り試合を行い、GS2節に差し掛かったカタールW杯。日本代表が初戦のドイツ戦で勝利を収め、日本国内は大きな盛り上がりを見せている。

世界的な注目が集まっているカタールW杯だが、今大会は観戦しているとアディショナルタイムの長さに驚かされる場面が多く見られる。

実際、イングランドとイランが対戦した試合では選手が負傷した影響もあるが前半終了時に14分、後半終了時に10分のアディショナルタイムが提示された。

また、ウェールズ対アメリカの試合でも後半終了時に9分が追加された。

さらに開幕戦となったカタール-エクアドル戦をはじめ、100分を超える試合時間となった試合がすでに複数確認されている。

なぜこのようにアディショナルタイムが長く取られるようになったのか?

FIFAの審判委員会の委員長であるコッリーナはESPNの取材に対しこのように答えていた。「ロシアW杯から追加される時間をより正確に計算するように行っています。3点取った試合を考えてみてください。通常、セレブレーションには1分、1分半かかります。3点入ったことで5分、6分と時間がなくなってしまうのです。私たちが目指すのは、各ハーフの終わりのアディショナルタイムを正確に計算することです。ロシアでは成功しましたし、カタールでも同じことを期待しています。」

今後のサッカー界にアディショナルタイムがより正確に提示されることでどのような変化が起きるのだろうか。