ロシアワールドカップ

カタールワールドカップ各参加国の最終メンバーが発表された。今大会も多くの若手選手が選出されており、活躍が期待される。

日本代表で最も若いのは、久保建英で21歳。しかし、カタール大会のメンバー全体で見てみると、トップ5は全員2004年生まれの18歳だ。

2018年ロシア大会では、フランス代表のキリアン・ムバッペが19歳ながら主力として活躍し、見事優勝を成し遂げた。19歳での優勝経験は、歴代4番目の若さである。

ではムバッペより若くしてワールドカップ優勝を経験している選手とは誰なのか。歴代最年少優勝ランキングトップ5を紹介していこう。

最年長優勝記録トップ5はこちら

5位 ティエリ・アンリ(フランス代表、1998年、20歳)

20歳のアンリは、グループステージ第1節の南アフリカ戦で自身ワールドカップ初ゴールを決めると、2戦目のサウジアラビア戦でも2得点を決め、グループステージ突破に大きく貢献した。決勝トーナメントではゴールを決めることが出来なかったが、優勝の一員になったことは間違いないだろう。

4位 キリアン・ムバッペ(フランス代表、2018年、19歳)

ロシアワールドカップは、ムバッペの名が一気に世界へと渡った大会だろう。大会前からトップレベルの活躍を見せていたが、ラウンド16のアルゼンチン戦では衝撃の2ゴールを決めるなどすさまじいパフォーマンスを披露した。今大会も主力として挑むが、果たしてどのような活躍をみせるのだろうか。

3位 ジュゼッペ・ベルゴミ(イタリア代表、1982年、18歳)

キャリアをインテルで全うしたバンディエラ、ジュゼッペ・ベルゴミ。イタリア代表の堅い守備を支えた。準決勝までスタメンではなかったが、準決勝のポーランド戦で無失点に抑えると、決勝もスタメンとして活躍した。

2位 ロナウド・ナザーリオ(ブラジル代表、1994年、17歳)

17歳でブラジル代表に選ばれ、1994年のワールドカップにも選出されたロナウド。ただ、チームは優勝したものの、ロナウドの出番はなかった。ロナウドといえば、2002年の日韓大会のほうが印象が強いだろう。独特なヘアスタイルとともに、目を引く活躍を見せ、見事代表を優勝へ導いた。

1位 ペレ(ブラジル代表、1958年、17歳)

当時のペレをリアルタイムで見ていたサッカーファンは、そう多くないかもしれない。それでも多くの人に語り継がれてきた。決勝トーナメント1回戦(準々決勝)でワールドカップ初ゴールを決めると、準決勝ではハットトリック。決勝でも2得点を決め、ブラジル代表を史上初のワールドカップ制覇へ導いた。