本日から始まるアフリカネイションズカップ。ここ10年間注目を浴びている欧州のベルギー代表にもオランダ代表とフランス代表同様、アフリカにルーツを置く選手が数名存在する。今回は5名ご紹介したいと思う。


ルーツがアフリカのベルギー代表選手

 

ユーリ・ティーレマンス


ルーツ:コンゴ民主共和国
ポジション:MF
所属クラブ:レスター・シティ

シント=ピーテルス=レーウ生まれのティーレマンスは2016年A代表デビューしてから合計で45試合に出場している。両足を使える選手であり、攻撃的なポジションであればどこでもこなせる万能な選手である。

デドリック・ボヤタ


ルーツ:コンゴ民主共和国
ポジション:DF
所属クラブ:ヘルタ・ベルリン

ブリュッセル生まれのボヤタはマンチェスター・シティ下部組織出身のセンターバック。188cmの長身ディフェンダーは20歳の若さでA代表デビューを果たし、通算25試合に出場している。

ナセル・シャドリ


ルーツ:モロッコ
ポジション:MF
所属クラブ:イスタンブールBFK

リエージュ生まれのシャドリは2011年にA代表でデビューをし、65試合で8ゴールを決めている。日本の皆さんは嫌でも覚えていると思うが、2018年ロシアW杯のベスト16で日本相手に決勝ゴールとなる3点目を決めた選手である。

ロメル・ルカク


ルーツ:コンゴ民主共和国
ポジション:FW
所属クラブ:チェルシー

アントウェルペン出身のルカクはベルギー代表史上最高の選手と言っても過言ではない。101試合に出場しており、歴代最多得点記録の68ゴールを決めている。強靭なフィジカルと突破のスピード、圧倒的なシュート力を併せ持ち、ディディエ・ドログバ2世として注目を集めた選手だ。サッカー選手の中で移籍金総額トップ1に輝いている選手として有名だ。

ミシー・バチュアイ


ルーツ:コンゴ民主共和国
ポジション:FW
所属クラブ:チェルシー(ローン移籍先:ベシクタシュ)

ブリュッセル生まれのバチュアイは、2015年にコンゴ共和国代表から誘いがあったにも関わらず、ユース時代からベルギー代表でプレーしてきこともあり、ベルギーを選んだ。2015年にA代表デビューを果たし、34試合に出場、22ゴールを上げている。