マルコ・アセンシオ

カタールワールドカップが終了し、ここ数日は各選手がクラブへ合流し始めている。一部選手はすでに試合に出場しており、日本代表メンバーでも三笘薫やシュミット・ダニエルがカップ戦でプレーした。

徐々に日常のサッカーが戻ってきたという感覚だが、この時期に注目されるのは冬の移籍市場。ワールドカップで活躍した選手たちを中心に、様々な目玉選手が動くことになるだろう。

今回は、カタールワールドカップに出場した、22/23年冬の移籍市場でフリー扱いになる選手たち(20代以下)を紹介していこう。サッカーでは契約期限の半年前からフリーとして扱われるため、2023年6月までの契約となっている鎌田大地も含まれる。

メンフィス・デパイ(バルセロナ、オランダ、28歳)

オランダ代表の歴代得点ランキングで2位につけるメンフィスも、バルセロナではレヴァンドフスキらの前に控えとなっている。まだまだ老け込む年齢ではないため、欲しいクラブはあるだろう。

ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント、ポルトガル、28歳)

ポルトガル代表の左サイドバックとして活躍したゲレイロ。選手として円熟味を帯びてきたが、残留するのか移籍するのか。

レアンドロ・トロサール(ブライトン、ベルギー、28歳)

今シーズン得点能力を開花させ、ワールドカップに挑むベルギー代表に滑り込んだトロサール。かなりの注目株だろう。

アドリアン・ラビオ(ユベントス、フランス、27歳)

フランス代表を準優勝に導いたラビオ。攻守に渡って貢献できるラビオは引く手あまただろう。

ルーク・ショー(マンチェスターU、イングランド、27歳)

カタールワールドカップで全試合にスタメン出場を果たしたルーク・ショー。徐々に安定感が増しているショーは、活躍の場を変えるのか。

マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード、スペイン、26歳)

日本代表を何度も脅かしたアセンシオ。レアル・マドリードではあまり出場機会がないが、果たしてどのような決断を下すのか。

鎌田大地(フランクフルト、日本、26歳)

日本代表の中心選手である鎌田。フランクフルトにしては絶対に残留してほしい存在だろう。

ユーリ・ティーレマンス(レスター、ベルギー、25歳)

層の厚いベルギー代表では控えだが、レスターでは欠かせない存在。今シーズン開幕から不調だったチームを支え続けた。

マーカス・ラッシュフォード(マンチェスターU、イングランド、25歳)

プロデビューからマンチェスター・ユナイテッド一筋のラッシュフォード。ワールドカップでも3ゴールを決めるなど、好調ぶりを見せている。

ディオゴ・ダロット(マンチェスターU、ポルトガル、23歳)

ポルトガル代表の右サイドバックとして活躍したダロット。大会を通じて安定感を見せた。

ユスファ・ムココ(ドルトムント、ドイツ、18歳)

ドイツ期待の新星ユスファ・ムココ。彼が順調に育てば、ドイツのストライカー問題は解決されるだろう。

以下はその他フリー扱いになる予定の選手たちである。

ミラン・シュクリニアル(インテル、スロベニア、27歳)

エンゴロ・カンテ(チェルシー、フランス、31歳)

ジョルジーニョ(チェルシー、イタリア、31歳)

イルカイ・ギュンドアン(マンチェスターC、ドイツ、32歳)

リオネル・メッシ(PSG、アルゼンチン、35歳)

トニ・クロース(レアル・マドリード、ドイツ、32歳)

ダビド・デヘア(マンチェスターU、スペイン、32歳)

ナビ・ケイタ(リヴァプール、ギニア、27歳)

ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール、ブラジル、31歳)