久保建英

日本時間15日の23時15分から行われるアスレティック・ビルバオ対レアル・ソシエダのダービーマッチ、通称バスクダービー。レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英にとって、サンマメスでのバスクダービーは初めてとなる。

昨日、DAZNスペイン語版のTwitchチャンネルに出演した久保は、大事な一戦へ向けて意気込みを語った。

初めてのサンマメスでのバスクダービーはどう感じているかという質問には、「もしアノエタ以外で好きなスタジアムを3つあげるとすればどこかと聞かれたら、サンマメスは入る。アウェイながら雰囲気がとても良いし、モチベーションが上がる。直接的なライバルであればなおさらだ」と回答。得意さをアピールした。

その後、レアル・ソシエダで10年プレーしたロペス・レカルテ氏に自身の過去の経験談などからアドバイスをもらい、残りの試合の重要性を強調した。

「多くの人が、チームや選手を評価するのは、最後の10試合だと言ってきた。少なくとも3・4試合は、『1試合6ポイント』くらいの重要な試合がある。今こそ、今シーズンの成果を発揮する時だ。ラ・レアルはシーズンを通して非常にうまくいっているので、この試合でそれを見せなければならない。(1月下旬以降チームとしての)スランプに陥った後でも、1年を通して好調だったこともあり、ファンはここ数年以上の喜びを期待してくれている。その目的の一端を達成する手伝いができれば、こんなに嬉しいことはない」とコメントを残した。

そして、「自信はある。ただ自信があるだけでなく、実現させなければならないので、一戦一戦向き合っていく。残り10試合は、明日がないような気持ちで臨まなければならない。シーズン後はたっぷりと休暇をとれるのだから。この1カ月は全力を尽くして、とりあえず全勝すればチャンピオンズリーグに出られる。目標ははっきりしている」と自信をみせた。

1月に行われたアノエタでのバスクダービーでは、久保はチーム2点目を決めている。ソシエダはチャンピオンズリーグ出場圏内維持、そして最大のライバルを前に何としても勝たなくてはならない。

(By ALLSTARS CLUB編集部)