ACミラン

同リーグのナポリと準々決勝を戦ったACミラン。ホームでの1stレグを1-0で勝利し、リードした状態で2ndレグを迎えた。

22分にPKのチャンスを得たが、ジルーのシュートはメレットに読まれ、止められてしまう。それでも43分、相手のパスミスからボールを奪ったレオンがドリブルで持ち運ぶと、最後はジルーがワンタッチで決め、ACミランが先制に成功した。

試合はそのまま0-1で進んだが、80分にPKを献上し最大のピンチを迎える。しかし、GKメニャンはクワラツヘリアのシュートをストップし、事なきを得た。

その後ナポリは後半アディショナルタイムにオシムヘンのゴールで1点を返すも反撃はここまで。ACミランが06/07年以来、16年ぶりの準決勝進出を果たした。

決勝は2年前のリベンジ

06/07年はラウンド16でセルティックと対戦。1stレグは0-0に終わったものの、2ndレグの延長戦でのカカのゴールにより、準々決勝進出を決めた。

準々決勝の相手はバイエルン・ミュンヘン。ホームでの1stレグは土壇場で追いつかれ2-2の引き分けに。しかし2ndレグでは前半にセードルフとインザーギのゴールで2点を先取し、そのまま2戦合計2-4で準決勝に進出した。

準決勝はマンチェスターUと対戦。試合開始早々にクリスティアーノ・ロナウドにゴールを許すも、前半のうちにカカの2ゴールで逆転に成功する。しかし、後半の序盤にルーニーに同点弾を決められると、同アディショナルタイムにもルーニーに得点を許し、3-2で敗れた。

ただ、ホームで迎えた2ndレグでは前半にカカとセードルフのゴールで逆転に成功。後半にも1点を追加し、無失点で終えたACミランが決勝に進出した。

決勝の相手はリヴァプール。2年前の屈辱を果たすべくアテネに乗り込んだ。先制したのはACミラン。45分にインザーギのゴールで均衡を破った。そして82分にもインザーギがゴールを決め、さらなるリードを奪ったが、89分にカイトに反撃のゴールを決められる。ただ、今回は逃げ切りに成功し、02/03年以来の優勝を達成した。

(By ALLSTARS CLUB編集部)