ピルロ

元FCバルセロナDFのジェラール・ピケが会長を務めるキングス・リーグでは元プロサッカー選手たちが多く活躍してきた。カプデビラ、イバイ・ゴメス、ジョアン・ベルドゥ、アルベルト・ブエノなどは定期的に参加し、世界的大スターのロナウジーニョなどは1節のみで参加した。アグエロやカシージャスなどはクラブの会長を務めており、数試合に参加している。

キングス・リーグ第2スプリットではチャンピオンズリーグ優勝経験がある元リバプールのジブリル・シセが参加するなど、大いに盛り上がっている。今回はイタリアのレジェンド、インテル、ミラン、ユヴェントスなどの名門クラブで活躍し、2度のチャンピオンズリーグ制覇を達成、その洗練されたプレースタイルと優雅さで世界中のサッカーファンを魅了した、アンドレア・ピルロの参加が発表された。

ピルロは「第14番目の選手」として参戦し、5節のみに出場する予定となる。エンターテインメントを最重視するピケは、ただピルロの参加を発表するのではなく、独特な方法で情報を解禁し、ピルロがプレーするクラブを決めた。

その独特な方法とは、キングス・リーグの配信で行われた「情報解禁ゲーム」。情報解禁ゲームは2つのブロックに分かれるが、ブロック1は参戦選手の正体を当てるゲーム。64人の選手の画像から、合計10のヒントを駆使して、クラブの会長たちは参戦選手の正体を推理した。

正解したのは、Jijantes FCの会長であるジェラール・ロメロ。彼はブロック2のオークション形式には参加せず、最終入札金額と同額で選手を獲得する権利を得た。オークションではPIO FCの会長が1,800万ユーロの最終入札金額を支払い、ジェラール・ロメロは同額を支払う権利を実行。ピルロは結果的にJijantes FCでプレーすることが決まった。

※金額は全て架空ユーロであり、第1スプリット終了と共に導入されたシステムである

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ピルロは、キングス・リーグに関して「凄く面白い企画だと思うよ。参加できて本当に嬉しいよ。楽しくやりたいし、いいプレーができればいいね。僕の会長が喜んでくれれば最高だね。」とコメントを残した。

待望の試合はスペイン時間の日曜日の午後8時KO。ピルロの活躍に期待が集まることであろう。

(By ALLSTARS CLUB編集部)