スパレッティ

今季、当時マラドーナが所属していた89/90年以来のリーグ優勝を果たしたナポリ。CLでもベスト8まで進むなど充実したシーズンを過ごしていたが、この度21/22年からチームを率いていたスパレッティ監督が退任することが明らかとなった。

イタリア年間最優秀監督賞を受賞した『Inside The Sport』というイベントの中で、「私はナポリや他のチームの監督をすることはない。時には、愛のために、強い愛のために、去らなければならないこともある。この歳になると、何でも決めることができる」とコメントを残した。

そして次のように続けた。

「目の前にナポリのような価値ある街があるとき、自分はそれを与えることができるのか、自問自答しなければならない。ナポリに行くのは勝つためだ。1年目はそれができず、少し批判されたので、自分自身に問いかける必要がある。『自分にはそれができるのか?』と。今年はそれができないので一線を退くことになる」。

「そして、問題のひとつは、マチルダを訓練しなければならないことだ。私には小さな娘がいて、彼女と一緒に過ごしたい。それから、少し疲れを感じるので、休養をとりたい」。

1995年にエンポリで監督としてのキャリアをスタートさせたスパレッティ監督。今季のナポリの監督としての締めくくりは、今週末のサンプドリア戦となる。

(By ALLSTARS CLUB編集部)