日本時間12月9日、タジェレス・デ・コルドバとコパ・アルヘンティーナの決勝を戦ったボカジュニオールズ。90分で決着が付かずPK戦までもつれ込んだが、5人連続で決め、見事優勝を決めた。実は今年のコパ・アルヘンティーナでは、ボカは計6試合を戦っているのだが、その内3試合をPK戦で勝利している。

1次ラウンドと2次ラウンド(ベスト32)は格下相手に順当に勝利を収めたが、ベスト16でなんと最大のライバルであるリーベルプレートと対戦することになった。お互い譲らずPK戦で決着をつけることになったが、ロホ、ラミレス、パボン、イスキエルドスが落ち着いて決め、2人が外したリーベルを下した。

続く準々決勝でもパトロナート相手にPKを戦うことになる。しかしこちらもロホ、イスキエルドス、モリナス、パボンが連続で決め、2回外したパトロナートを下した。次の準決勝ではマラドーナがプレーしたアルヘンティノスを1-0で沈めた。

そして今回の決勝戦。対戦相手はリーグ戦3位以上を確定させているタジェレス・デ・コルドバ。ボカは後半21分にラミレスの2枚目のイエローカードで退場者を出すと苦しい展開に。しかし、なんとか残り30分弱をしのぐと得意のPK戦に持ち込んだ。ロホ、イスキエルドス、パボン、サンデス、サルビオが5人連続で決めると、タジェレス・デ・コルドバの4人目が外し見事優勝を果たした。

やはり強豪クラブは最後の最後が強い。今シーズンのリーグ戦では思う通りに行かず、首位リーベルと大きく差をつけられたが、一つタイトルを獲得できたことはクラブにとって大きなことだろう。果たして来シーズンはリーグ戦でも上位争いに食い込めるのか。


対リーベルプレート(ベスト16)

1. ロホ

2. ラミレス

3. パボン

4. イスキエルドス

対パトロナート(準々決勝)

1. ロホ

2. イスキエルドス

3. モリナス

4. パボン

対タジェレス・デ・コルドバ(決勝)

1. ロホ

2. イスキエルドス

3. パボン

4. サンデス

5. サルビオ