サッカーは多くの移籍が伴うスポーツである。ファンは選手が入れ替わり立ち替わりしながらもチームが強くなることを願っており、一人一人の選手に強い思い入れを持つ場面は少ないかもしれない。しかしそんな中、クラブに一生の忠誠心を誓った選手が一握り存在する。今回の記事では、デビューしてから引退するまで一度も移籍をせず、長年1クラブでプレーすることになった選手を7名紹介する。


15年以上1つのクラブでキャリアを全うした選手は?


1. ライアン・ギグス


所属クラブ:マンチェスターU

出場試合数:672試合

在籍年:1990-2014

ポジション:MF

国籍・代表:ウェールズ代表

マンチェスターUの黄金期を支えた1人であるライアン・ギグスはリーグ優勝13回、チャンピオンズリーグ2回を経験している。アレックス・ファーガソン監督の元長年主力として活躍した。

2. パオロ・マルディーニ


所属クラブ:ACミラン

出場試合数:647試合

在籍年:1985-2009

ポジション:CB、SB

国籍・代表:イタリア代表

セリエA最多出場記録を持つパオロ・マルディーニはセリエAの優勝7回、チャンピオンズリーグ優勝5回を経験している。キャプテンとしてACミランの黄金期を支えた。イタリア代表でも126試合に出場する真のレジェンドだ。

3. フランチェスコ・トッティ


所属クラブ:ASローマ

出場試合数:619試合

在籍年:1993-2017

ポジション:OMF

国籍・代表:イタリア代表

ローマのアイドルとして長年愛されたフランチェスコ・トッティ。典型的な10番として活躍した。創造力豊かなプレーは全ロマニスタを虜にした。

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4. 曽ヶ端準


所属クラブ:鹿島アントラーズ

出場試合数:533試合

在籍年:1998-2020

ポジション:GK

国籍・代表:日本代表

鹿島アントラーズで長年守護神として活躍した曽ヶ端準。Jリーグで9人しか成し遂げていないJ1通算500試合出場を果たしている。クラブのJ1優勝7回に貢献した。

5. ポール・スコールズ


所属クラブ:マンチェスターU

出場試合数:499試合

在籍年:1992-2011、2012-2013

ポジション:CMF

国籍・代表:イングランド代表

マンチェスターUの攻撃を中盤から支えたポール・スコールズ。彼のロングフィードに惚れたファンも多いだろう。キャリア通算120枚のイエローカードと多少荒いところもあるが、多くの名選手が「世界最高のMF」と口を揃える。

6. カルレス・プジョル


所属クラブ:バルセロナ

出場試合数:392試合

在籍年:1999-2014

ポジション:CB

国籍・代表:スペイン代表

バルセロナのキャプテンといえばカルレス・プジョルだろう。素早い判断と強靭なフィジカルで相手の攻撃を封じ込んだ。また優れたキャプテンシーを発揮して強豪バルセロナとスペイン代表を引っ張った。

7. 栗原勇蔵


所属クラブ:横浜Fマリノス

出場試合数:316試合

在籍年:2002-2019

ポジション:CB

国籍・代表:日本代表

横浜Fマリノスの守備を長年支えた栗原勇蔵。強いフィジカルと高い身体能力を生かして相手の攻撃を封じ込んだ。激しいディフェンスを持ち味とし、日本代表でプレーした経験もある。

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