フィルミーノ

先日行われたプレミアリーグ第26節リバプール対マンチェスターU。テン・ハグ新監督のもと好調を維持し、ここまでリーグ3位につけるユナイテッドと昨年の優勝争いから一転、中位に沈むリバプールのビッグマッチは7-0という大差でリバプールが勝利を収めた。

伝統ある両チームによるビッグマッチを前に接戦を予想した人も多かったのではないだろうか。しかし、多くの人の予想に反して一方的な結果となった。

実は過去にも今回の試合のように大差がついた試合がプレミアリーグに存在する。

今回は21世紀のプレミアリーグで大差がついた試合を紹介する。

2009年 トッテナム対ウィガン 9-1

ハリー・レドナップが監督を務めるトッテナムは、デフォーやクラウチが出場。前半は3ゴールにとどまったものの、後半に6ゴールを記録し9-1の大勝となった。ジャーメイン・デフォーはこの試合で5得点を記録した。トッテナムはこのシーズン、プレミアリーグで初めてTOP4フィニッシュを果たした。

2012年 チェルシー対アストン・ビラ 8-0

チェルシーがミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ決勝でバイエルン相手に劇的な勝利を収め、欧州チャンピオンに輝いた翌シーズン、チェルシーはビラに大勝を収めた。前シーズンまで得点源だったドログバがシーズン前に退団し、トーレスがスタメンとなっていた。トーレス、Dルイス、イバノビッチ、ランパード、ラミレス(2G)、オスカルが得点を記録した。

2014年 サウサンプトン対サンダーランド 8-0

日本代表・吉田麻也が当時所属していたサウサンプトンとサンダーランドの一戦。サウサンプトンはペッレやタディッチのゴールに加え、相手のオウンゴールもあり、8-0の大勝を収めた。この試合にはのちにリバプールに移籍することになるマネがサウサンプトンの選手として途中出場していた。

2019年 マンチェスターC対ワトフォード 8-0

連覇中だった当時のマンチェスターCは第6節にワトフォード戦で8-0の勝利を収めた。Bシルバがハットトリックを記録するなど自慢の攻撃力を発揮。しかし、シティはこのシーズンの優勝をリバプールに譲った。

2019年 サウサンプトン対レスター 0-9

サウサンプトンがホームにレスターを迎えたこの試合。前半10分にチルウェルが先制ゴールを記録すると12分にサウサンプトンのバートランドが退場。数的優位を得たレスターは攻勢を強め、ヴァーディーとペレスがハットトリックを記録するなどし、アウェーで0-9の大勝を収めた。

2021年 マンチェスターU対サウサンプトン  9-0

スールシャールが率いるユナイテッドがホームにサウサンプトンを迎えた一戦。18分のワン・ビサカのゴールを皮切りにカバーニ、ラッシュフォードらがゴールを記録した。

2022年 リバプール対ボーンマス  9-0

今シーズンの第4節でボーンマスと対戦したリバプールはフィルミーノが2ゴール3アシストの活躍を見せ、ボーンマスに大勝を記録した。そのため今回のユナイテッド戦の勝利は今シーズン2度目の大勝となった。

2023年 リバプール対マンチェスターU 7-0

リバプールとマンチェスター・ユナイテッドという名門同士の対戦で、まさかの結果となった。EFLカップを制するなど順調な歩みを続けていたユナイテッドだったが、一気に崩壊し、リバプール攻撃陣に大量得点を許した。

(By ALLSTARS CLUB編集部)