スターリング

22-23年夏の移籍市場において、プレミアリーグで6番目に高い移籍金でチェルシーに移籍したイングランド代表FWスターリング。自身のキャリアで3クラブ目となったが、リバプールとマンチェスターCに次ぐ3クラブ目の”ビッグ6″にもなった。

プレミアリーグのビッグ6といえば、マンチェスターC、リバプール、チェルシー、トッテナム、アーセナル、マンチェスターUの6クラブ。プレミアリーグ創設以降、これらのクラブ以外が優勝を収めたのは、94-95年のブラックバーン・ローヴァーズと15-16年のレスターの2クラブだけだ。

※1992年以降、ビッグ6の内トッテナムのみ未だ優勝経験なし。最高順位は16-17年の2位。

このように名前の通りプレミアリーグ内の上位を占める強豪6クラブだが、サッカー史にはこれらの6クラブ中3クラブ以上に所属したことのある強者たちが存在する。

スターリングを含め、今回はそんな選手たちを紹介していこう。

※データは全てTransfermarktより

ニコラ・アネルカ(4クラブ)

アーセナル:87試合28ゴール12アシスト(97-99)

リバプール(ローン):22試合5ゴール2アシスト(01-02)

マンチェスターC:103試合45ゴール4アシスト(02-05)

チェルシー:184試合59ゴール38アシスト(08-12)

ウィリアム・ギャラス(3クラブ)

チェルシー:225試合14ゴール6アシスト(01-06)

アーセナル:142試合17ゴール1アシスト(06-10)

トッテナム:78試合1ゴール(10-13)

ヨッシ・ベナユン(3クラブ)

リバプール:134試合29ゴール19アシスト(07-10)

チェルシー:24試合1ゴール2アシスト(10-13)

アーセナル(ローン):25試合6ゴール3アシスト(11-12)

※チェルシー時代の11-12年にアーセナル、12年にウェストハムへローン。

コロ・トゥーレ(3クラブ)

アーセナル:327試合14ゴール14アシスト(02-09)

マンチェスターC:102試合3ゴール1アシスト(09-13)

リバプール:71試合1ゴール3アシスト(13-16)

エマニュエル・アデバヨール(3クラブ)

アーセナル:142試合62ゴール19アシスト(06-09)

マンチェスターC:45試合19ゴール6アシスト(09-12)

トッテナム:113試合42ゴール20アシスト(11-15)

※シティ時代、11年冬から12年夏にかけて、レアル・マドリードとトッテナムへローン。

※トッテナムはローン時代を含む

ダニエル・スターリッジ(3クラブ)

マンチェスターC:32試合6ゴール4アシスト(06-09)

チェルシー:96試合24ゴール9アシスト(09-13)

リバプール:160試合68ゴール26アシスト(13-19)

※チェルシー時代、11年の半年間ボルトンへローン。

※リバプール時代、18年の半年間WBAへローン。

ラヒーム・スターリング(3クラブ)

リバプール:129試合23ゴール25アシスト(12-15)

マンチェスターC:339試合131ゴール96アシスト(15-22)

チェルシー:3試合0ゴール1アシスト(22-)

※チェルシーの成績は22-23年第3節終了時点。