ウィリアム・スティル

伊東純也が今季から所属するスタッド・ランスは、2022年10月にオスカル・ガルシア監督が解任され、それ以降はアシスタントコーチのウィリアム・スティルが指揮を執っている。

現在30歳のスティルは選手としての経験はない。そして、監督としてのプロライセンスも持っていないという普通ではない状態でチームを率いている。

それでもスタッド・ランスはスティルが監督に就任して以来、公式戦19試合でわずか1敗しかしておらず、リーグ戦に至っては無敗状態を続けるという躍進をみせている。今季のガルシア時代に10試合で1勝しかしていなかったとは思えない変貌ぶりだ。

ただ、現在スタッド・ランスはある問題を抱えている。それは試合を行うたびにFIFAに対して約360万円の罰金を支払わなければならないというものだ。これは、スティルがUEFAプロライセンスを持っていないことが原因である。

現在スティルはライセンス取得のために勉強中だといい、クラブは当分この罰を受け続けることになるだろう。

(By ALLSTARS CLUB編集部)