2021年12月28日更新

トニ・クロースがレアル・マドリード歴代最強のゴールキーパーとしてあげたのは、スペインの強豪レアル・マドリードとスペイン代表の黄金期で、長らくゴールマウスを守り続けたレジェンドGK、イケル・カシージャス。上背はキーパーにしては無い方だが、持ち前の反射神経で数々のピンチを救ってきた。

9歳からレアル・マドリードの下部組織に所属し、2015年ポルトガルのFCポルトに移籍するまで他のクラブへ行くことはなかった。レアル・マドリードでは公式戦725試合に出場し、出場数クラブ歴代2位となっている。チャンピオンズリーグ3回、リーグ優勝5回の優勝を含む様々なタイトルの獲得に貢献してきた。チャンピオンズリーグの無失点試合記録59試合を持っている。

カシージャスは非常に若くしてトップチームに同行した。1997年、まだ高校生だった時、レアル・マドリードのキーパーが負傷したことにより追加招集された。その後は下部組織に戻るも、のちに飛び級でトップチームに行くことになった。

スペイン代表では、各年代のカテゴリーでプレーした後、2000年にA代表デビューを果たし、代表引退までに167試合ゴールを守った。スペイン代表黄金期で、主要国際大会3連覇(2008年ユーロ、2010W杯、2012年ユーロ)を達成した時の守護神であった。2010年W杯では大会最優秀GKの「ゴールデングローブ賞」を受賞した。2008年にはバロンドール賞にノミネートされ、C・ロナウド選手、メッシ選手、F・トーレス選手に次いで、キーパー最高順位となる4位に入った。

主な獲得タイトル


ラ・リーガ:5回

チャンピオンズリーグ:3回

クラブワールドカップ:1回

UEFA欧州選手権:2回

ワールドカップ:1回

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