W杯

2022年はW杯イヤー。監督は選出する選手たちの最終調査を行なったりする一方で、選手たちはW杯へ向けてコンディションを整えたり、はたまた選出されるためにトレーニングに励んだりしているところだろう。

W杯では、見どころが多くある。ベテラン選手の安定した活躍、若手選手のブレイク、強豪国の早期敗退、弱小国の快進撃などなど。

今回は、「若手選手」に注目し、過去のW杯における最年少出場ランキングトップ5を紹介していこう。

最年長出場ランキングはこちら


5位 ペレ(ブラジル代表)

 

17歳7ヶ月23日

1958年スウェーデン大会


第5位には、サッカーの王様ことブラジル代表のペレがランクイン。デビューを飾ったのは、グループステージ第3節のソビエト戦だった。その後決勝トーナメント1回戦にあたる準々決勝のウェールズ戦で初得点を記録すると、準決勝のフランス戦でハットトリックの活躍。そして決勝のスウェーデン戦では2得点を決め、ブラジル代表初となるW杯制覇に貢献した。

4位 サロモン・オレンベ(カメルーン代表)

 

17歳6ヶ月3日

1998年フランス大会


第4位には、カメルーン代表からサロモン・オレンベがランクイン。グループステージ初戦のオーストリア戦で途中出場を果たした際に記録を作った。その後、GS第2節目のイタリア戦と同第3節目のチリ戦に先発出場を果たすも勝ちきることができず、チームはグループステージ敗退となった。ちなみに、2節目のイタリア戦で同じカメルーン代表のあの有名選手にこの記録を塗り替えられることになる(後述)。

3位 フェミ・オパブンミ(ナイジェリア代表)

 

17歳3ヶ月9日

2002年日韓大会


第3位には、ナイジェリア代表のフェミ・オパブンミがランクイン。グループステージ第1節目のアルゼンチン戦と第2節目のスウェーデン戦では出番がなかったが、2敗で迎えた最終節のイングランド戦で先発出場を果たした。この試合では引き分けに終わったが、チームはグループステージ敗退となった。U-17W杯で目立った活躍を見せ、若くしてA代表に選ばれた同選手だったが、度重なる怪我によってプロとしてのキャリアを輝かせることはできなかった。