2位 サミュエル・エトー(カメルーン代表)

 

17歳3ヶ月7日

1998年フランス大会


第2位には、カメルーン代表の英雄的存在であるサミュエル・エトーがランクイン。先ほど出てきたサロモン・オレンベの記録を1試合で更新したのは、このエトーだった。エトーがカメルーン代表デビューを果たしたのは、16歳の誕生日を迎える前の出来事だった。若くから長く活躍することは簡単なことではないが、エトーはそれを成し遂げた。カメルーン代表ではもちろんのこと、バルセロナやインテルといった強豪クラブでエースとして活躍した。

1位 ノーマン・ホワイトサイド(北アイルランド代表)

 

17歳1ヶ月9日

1982年スペイン大会


最も若くしてW杯に出場したのは、北アイルランド代表のノーマン・ホワイトサイド。17歳の誕生日を迎えたわずか1ヶ月後にW杯に出場するという偉業を成し遂げた。デビューはグループステージ第1節目のユーゴスラビア戦。スタメン出場を果たし、チームは引き分けに終わった。その後、敗退するまでの全4試合に先発として出場し、北アイルランド代表を主力として支えた。クラブでは、マンチェスター・ユナイテッドに7年間強在籍してスタメンの座を張っていたが、怪我などの影響もあり、26歳にして現役を引退することとなった。