カタールワールドカップ

ポルトガル対スイスの試合を以って、ベスト8が出そろったカタールワールドカップ。この試合の結果は、6-1でポルトガルの圧勝となった。

試合に大きく貢献したのは、今大会初スタメンのゴンサロ・ラモス(21歳)。17分に先制点を奪うと、51分、67分にもゴールを決め、今大会全体を通して初のハットトリック達成者となった。

またゴンサロ・ラモス以外にも、大ベテランのペペ、ラファエル・ゲレイロ、そしてスーパーサブのラファエル・レオンが決め、最終的に大きく点差が開くことに。

出場チーム数が現行の32ヵ国になった1998年ワールドカップ以降では、5点差以上開いた試合は11試合。そのうち2回は2022年大会で記録されている(スペイン対コスタリカ、ポルトガル対スイス)。

今回は、1998年ワールドカップ以降で5点差以上ついた試合を見ていこう。

1998年フランス大会

オランダ対韓国(GS、5-0、5点差)

オーフェルマルスやベルカンプなど往年のスター選手たちが得点を挙げた。同大会のオランダは準決勝まで進んでいる。

アルゼンチン対ジャマイカ(GS、5-0、5点差)

バティストゥータのハットトリックとオルテガの2得点で完勝。バティストゥータのワールドカップにおけるハットトリックは、これが2回目である。

スペイン対ブルガリア(GS、6-1、5点差)

フェルナンド・イエロやモリエンテス、そして現スペイン代表監督のルイス・エンリケなどがゴールを決めた。ちなみに同大会のスペインはグループステージで敗退している。

2002年日韓大会

ドイツ対サウジアラビア(GS、8-0、8点差)

現時点でのワールドカップ最多得点記録保持者であるクローゼのハットトリックなどで大勝した。ドイツは決勝まで進んだが、ブラジル相手に敗れている。

2006年ドイツ大会

アルゼンチン対セルビア・モンテネグロ(GS、6-0、6点差)

マキシ・ロドリゲスの2得点などで圧勝。対セルビア・モンテネグロは、後にスーパースターとなるメッシがワールドカップ初得点を記録した試合である。

2010年南アフリカ大会

ポルトガル対北朝鮮(GS、7-0、7点差)

1966年以来の出場となった北朝鮮相手にポルトガルがゴールラッシュ。最後のダメ押しゴールを決めたのはクリスティアーノ・ロナウドである。

2014年ブラジル大会

ブラジル対ドイツ(準決勝、1-7、6点差)

まさかの出来事だった。自国開催で優勝を狙ったブラジル代表であったが、前半の短時間で5失点するなど、信じられない展開に。最後まで手を緩めなかったドイツ代表は、ブラジル全土を絶望に陥れた。

2018年ロシア大会

ロシア対サウジアラビア(GS、5-0、5点差)

開幕戦から波乱の試合となった。地元ファンの声援を受けて試合に挑んだロシアは、前半に2点を奪うと、3点差の試合終了間際に2点を追加するなど試合を通して支配した。

イングランド対パナマ(GS、6-1、5点差)

北中米カリブ海予選で奇跡の逆転劇を見せ、同国史上初のワールドカップ出場となったパナマだったが、本戦で待ち受けていたのは絶望だった。初戦のベルギー戦で3-0の完封負けを喫すると、続くイングランド戦では6-1の敗戦。イングランドにはPKを2つ与えてしまうなど、大きく苦戦した。

2022年カタール大会

スペイン対コスタリカ(GS、7-0、7点差)

2010年以来の優勝を狙うスペインは、初戦から力を見せつけた。守護神ナバスに全く仕事をさせない攻撃力で、ゴールを量産。ただ、この勢いで上位に進むかと思われたが、結局この試合以外は、引き分けもしくは敗北に終わり、ベスト16で姿を消した。

ポルトガル対スイス(ラウンド16、6-1、5点差)

今大会初めてクリスティアーノ・ロナウドをベンチスタートとしたポルトガルは、同ポジションに若手のゴンサロ・ラモスを起用。それが功を奏し、同選手のハットトリックなどで大勝。2006年大会以来のベスト8進出を果たした。