ハリーケイン

日本人選手、鎌田・長谷部擁するフランクフルトと守田が所属するスポルティングが同グループになった。その他トッテナムやマルセイユといった強豪とも同居。今回はそんなグループDの見どころや注目選手をご紹介。

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フランクフルト

スカッド総市場価値:2億2805万ユーロ

昨シーズン、ヨーロッパリーグ(EL)制覇した立役者の一人となった鎌田は、強豪相手だろうと動じず冷静なプレーができる。舞台がCLに変わったとしても普段通りのプレーを見せてくれるだろう。22-23のブンデスリーガでも早速2G2Aを上げるなどクラブの主力級の活躍を見せている。

ただしクラブとしてはコスティッチの退団がクラブの攻撃力にどう響くかは懸念材料でもある。ディフェンス面では成長株のエンディカが強豪クラブと戦っていく上では欠かせない存在だろう。

トッテナム

スカッド総市場価値:6億9730万ユーロ

今季3シーズンぶりのCL復帰となったトッテナム。このCL復帰に合わせて今夏、ペリシッチ、リシャルリソン、ビスマと大型補強。昨シーズンの冬の移籍市場ではユベントスからベンタンクールと現在大活躍中のクルゼフスキを獲得した。

昨シーズン、プレミアリーグ初のアジア人得点王となったソンフンミンは4節を終えて未だにゴール無し。代わりにハリーケインが4得点を上げており、ハーランドに続く2位にランクインしている。

監督のコンテは20-21シーズンにセリエAのインテルを11年ぶりのスクデットに導いたが、クラブの財政的な問題で解任。そして昨季は途中からトッテナムの監督に就任。以降トッテナムは平均勝ち点数2.0を記録し3年ぶりのCL復帰。名将は今季のCLでどこまで成績を伸ばせるか期待だ。

スポルティングCP

スカッド総市場価値:2億1780万ユーロ

守田が所属するスポルティング。ベンフィカやポルトと同じく優秀な若手が多い。昨シーズン飛躍したマテウスヌネスがウルヴスに移籍したことでボランチの守田やウルグアイの上昇株のウガルテは後釜として期待がかかる。

またCLでの日本人対決と言えば10-11シーズンの準々決勝、内田(シャルケ)vs長友(インテル)が最後となっていたが守田vs鎌田・長谷部の日本人対決が12年ぶりに見られる。

そしてここにきてCL出場を懇願しているロナウドがスポルティングに帰ってくるかもしれないと報道されている。

マルセイユ

スカッド総市場価値:2億6885万ユーロ

プレーオフが終わるまではPOT3だったが、ベンフィカがCL本戦出場決定してからPOT4になってしまったマルセイユだ。POT4とは思えない戦力を揃えている。

今シーズンからはアーセナルからゲンドゥージ、タヴァレス、ローマからベレトゥ、インテルからアレクシス・サンチェスなどが加入。特にタヴァレスはポテンシャルを秘めており、サイドバックながら既にチーム内で一番ゴールを上げている。サリバのように今季ブレークしアーセナルに復帰するかもしれない。