ミラノダービー

インテル(1位)×ACミラン(3位)


セリエAの昨年の覇者インテルとACミランのミラノダービーがこの週末に行われる。

インテルはここまで勝ち点53で首位に立つ。インテルはここまでリーグ最多の53得点を記録しており、エースのラウタロ・マルティネスを中心に攻撃陣が好調である。守備も安定しており、ナポリについで2番目に失点が少ない。怪我人も少なく、万全の状態でダービーに臨む。

対するミランは現在勝ち点49でリーグ3位。スクデットを狙うにはこのダービーでインテル相手に直接勝利が欲しいところ。しかし、ミランは怪我人が出ており、トモリ、シモン・ケア、チーム得点王のズラタン・イブラヒモビッチらが離脱している。ラファエル・レオンやジルーら攻撃陣に期待がかかるが、インテル守備陣相手にどこまで勝負できるか注目である。

キックオフは日本時間2/5 26時

FCバルセロナ(5位)×アトレティコ・マドリード(4位)


ラ・リーガではFCバルセロナとアトレティコ・マドリードが対決する。

両者ともに首位レアル・マドリードとは勝ち点が10以上離れており、リーグ優勝は難しい状況。来季のCL出場権内の4位以上を確保するためにも大きな一戦となる。

ホームのバルセロナは昨年11月にシャビが監督に就任してから5勝3分1敗。現在はCL出場圏外の5位となっており、4位アトレティコ・マドリード相手に勝利し、4位以上に返り咲きたいところ。チームはウスマン・デンベレやアンス・ファティらが怪我や構想外となっており、欠場が見込まれるが、この冬の移籍市場でフェラン・トーレスやアダマ・トラオレ、オーバメヤンらを獲得しており、新戦力がどのような影響を与えるか注目である。

一方のアトレティコ・マドリードは5位FCバルセロナと勝ち点差1の4位につけている。持ち前の守備力が今季は影をひそめ、ここまでリーグ戦で26失点を喫しており、昨シーズンの総失点である25失点をすでに上回っている。FCバルセロナのスピードある攻撃陣相手にどこまで守れるか注目である。グリーズマンやマルコス・ジョレンテらが離脱しており、攻撃陣はカラスコやスアレス、コレアらに期待がかかる。前節の劇的な逆転勝利の勢いを維持したいところ。

キックオフは日本時間2/6 24:15