アーノルド

サッカーにおいて、背番号1〜11は主力選手の象徴的なものであるともいえる。1は守護神、2〜5はディフェンダー、6・8は中盤、7と9〜11は攻撃陣といった感じだろうか。

しかし、サッカー界には「なぜその番号を付けているのか」という疑問を持つ選手たちも存在する。

先日、イギリスの『ザ・サン』が興味深い記事を出した。そこには、フォーデン(47)、アーノルド(66)、バロテッリ(45)などがなぜあまり馴染みのない背番号を付けているのかが書かれている。

今回はいくつかピックアップして紹介していこう。

ジュード・ベリンガム「22」

19歳ながらイングランド代表の主力としてカタールワールドカップを戦ったベリンガム。ドルトムントでは22番を付けているが、これはバーミンガムのアカデミー時代に、4番、8番、10番を全てこなせるという理由から与えられたという。合計すると22だ。ちなみにバーミンガムでは22番は永久欠番になっているそう。

フィル・フォーデン「47」

マンチェスター・シティでプレーするイングランドの優秀な若手選手。祖父が47歳の時に他界したことから背番号47をつけているという。

アレクサンダー・アーノルド「66」

リバプールの右サイドバックとして活躍するアーノルド。幼い頃からリバプールの下部組織で育ってきたが、アカデミー時代につけた66番に愛着を持ってつけているそう。

マリオ・バロテッリ「45」

かつて悪童として世界から注目を受けたバロテッリ。能力は十分にありながら、問題を起こすことも多かった。多くのクラブで背番号45を付けてきたが、これは9番をつけたいバロテッリが苦肉の策で「4+5」にしたことが由来。

カリドゥ・クリバリ「26」

世界を代表するセンターバックであるクリバリ。ナポリ時代から26番を付けているが、これは自身と奥さんの誕生日である6/20から取られたものだという。チェルシーの26番といえばレジェンドのジョン・テリーだが、移籍する際に彼に付けてよいか許可を求めたそう。

ドニー・ファン・デ・ベーク「34」

若くからアヤックスで活躍し、マンチェスター・ユナイテッドに移籍したが、ここまで思うようなパフォーマンスを披露できていない。34番はかつてのチームメイトであり、現在闘病中のアブドゥルハーク・ヌーリがつけていた番号。同選手は試合中に急に倒れ、2年半以上昏睡状態だった。現在は意識を取り戻している。