W杯

FIFAは、カタールの石油会社である『Qatar Energy』とカタールW杯のスポンサーとして契約することを発表した。契約の金銭的条件は明らかにされていない。

同企業は、1974年に設立されたカタールの国営石油会社。カタールにおける石油・ガスの探鉱、生産、精製、輸送、貯蔵などに携わっており、これらの事業は、国の計画機関、規制当局、政策決定機関と直接結びついている。石油と天然ガスを合わせた収益は、同国のGDPの6割に達しており、2018年の時点で石油とガスの保有量は世界第3位の石油会社だった。

現在、2022年カタールのスポンサーには、Crypto.com(暗号資産企業)、Hisense(中国電機メーカー)、マクドナルド、Vivo(中国IT企業)、Byju’s(インド教育系IT企業)、Budweiser(米国ビール会社)、蒙牛乳業(中国乳業メーカー)などが名を連ねる。

また、これらのブランドに加えて、アディダス、コカ・コーラ、ワンダ(中国の複合企業)、ヒュンダイ、ビザ、カタール航空といったFIFAのグローバルスポンサーも参加する。