「LaLiga ProPlayer(ラ・リーガ プロプレーヤー)」というプロジェクトの第3弾が開始。過去2回では60人以上のカンテラ選手がアメリカへ送られている。目的は大学でのサッカーと学問の両立だ。

ラ・リーガは、LaLiga ProPlayerプロジェクトの第3弾を開始する。その一環としてラ・リーガは奨学金制度を使い、25人以上のカンテラ選手をアメリカに送った。大学の勉強とスポーツの両立を目指す。

このプログラムでは、これまでに825万ドルのスポーツ奨学金を調達しており、選手一人当たりの平均額は3万1836ドルとなる。このプロジェクトは、下部リーグに所属しているサッカー選手を支援するプログラムであるAGMとともに、各クラブ協会が主導して進められている。

過去2回の開催では、60名以上のユース選手をアメリカに派遣している。ラ・リーガの大会・選手事務局長であるルイス・ギル氏は、「このプロジェクトは、サッカー選手が学業とスポーツを両立できるようにし、どちらかの選択肢を捨てざるを得ない状況にならないようにするために作られたものです」と述べている。

AGMのCEOであるオスカー・ゴンザレスは、「昨年の困難な状況があったにもかかわらず、プログラムはより強固なものになっています」と述べている。北米におけるラ・リーガの戦略・事業開発担当副社長のニコラス・ガルシア・ヘム氏は、「LaLiga ProPlayerは、私たちの価値観を上手く融合させたものです」と強調している。