ビジャレアルはスペイン国外で知名度アップを図る。この度日本企業「株式会社ワカタケ」と契約を結ぶことになった。


ビジャレアルは、ユースの質向上とコーチ育成を目指し、ラ・リーガのパートナー企業である「株式会社ワカタケ」と契約を交わした。契約期間は2022年6月まで。同クラブは今シーズン、若手日本人選手の育成により注力することになる。

この取り組みは、クラブの国際化プロジェクト「Villarreal Academy」の一環として行われる。株式会社ワカタケのスペイン支部長であるジョエル・サントス氏は、「今回の契約によって、様々な面に利益がもたらされることを非常に誇りに思い、興奮しています。ビジャレアルと株式会社ワカタケが繋がることにより、より多くの選手たちの夢を実現させられるかもしれません」と語った。

そして最後に、「ビジャレアル・アカデミーに所属している多くの日本人選手の夢は、スペインでプロサッカー選手になることです。このプログラムは、サッカー選手としての成長だけでなく、ピッチ外における一人間としての成長にも大きな影響を与えると思います」と締めくくった。

一方、ビジャレアル国際部門担当のトップであるフアン・アントン氏は、「できるだけ早くプログラムを開始させたいです。日本の若者たちには、クラブ理論に基づいた素晴らしいトレーニングを筆頭に、ユニークな体験を提供していきます」と話した。

同クラブは、日本以外にもスペイン国外への拡大を続ける。アメリカに7つのアカデミーを開設し、ロシア、オーストラリア、メキシコ、カナダ、日本、韓国にもトレーニングセンターを設けている。