スポーツ施設の建設・改修のための公共投資額は、1年間で84.3%増となった。コロナウイルス発生前の2019年と比較しても18.7%増加している。


スペインにおけるスポーツへの投資は2010年以降最高の数字を記録している。スペインのスポーツ施設の建設・改修に対する公共投資は、2021年1月から9月の間に4億8570万ユーロ(約634億7550万円)に達した。これは2020年よりも84.3%、2019年よりも18.7%多い。

この4億8570万ユーロ(約634億7550万円)の内、58.3%は施設建設のための入札およびプロジェクトによるもので、総額は2億8330万ユーロ(約370億2400万円)となっている。残りの41.7%は、スポーツセンターの改築とメンテナンスに使用される。建築用の投資が倍増したのに対し、設備改善用の投資は前年同期比63.7%増となった。今年の第1四半期から第3四半期までの公共事業投資総額のうち、スポーツが占める割合は2.9%だった。