リケルメ メッシ

アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズのレジェンドで2015年に現役を引退し、現在ボカの副会長を務めるリケルメの引退試合が本拠地ボンボネーラで開催された。

2015年の引退から8年が経った今開催された理由は、かねてよりメッシが参加を希望していたものの、スケジュールが合わず延期されていたためである。

この引退試合にはリケルメと親交のあるボカ関係者やアルゼンチン代表関係者など錚々たる面々が揃った。

この試合はアルゼンチン代表チームとボカジュニアーズチームの2チームに分かれ行われ、アルゼンチン代表チームには代表監督のスカローニやディ・マリア、カンビアッソらが参加し、ボカジュニアーズチームにはリケルメ、バロス・スケロット、パブロ・レデスマ、クレメンテ・ロドリゲスらが参加した。

試合はメッシやリケルメがゴールを記録し、最終的に5-3でボカ・ジュニアーズチームが勝利した。

試合後リケルメはスピーチで次のように話した。

「お母さんに家を買ってあげるのが夢だったんだ。最初の試合から最後の試合まで、君たちは僕を素晴らしく扱ってくれた。」

「そして、僕はラッキーだった。マラドーナという偉大な選手と一緒にプレーできたんだから。」

「それから時が経ち、僕は年を取り、信じられないほど偉大な彼(メッシ)とプレーすることになった。彼がマラドーナより偉大かどうかはわからないけど、僕がこれまで見てきた中で最も偉大な2人の選手だ。あなたが(この試合のために)2、3日長く滞在したことをご家族にお詫びします。あなたがいつも私にイエスと言ってくれたことに感謝していますし、あなたがここにいる幸運に恵まれたことは、ボカのファン全員にとって忘れられないことです。」

そしてメッシと彼の存在を指して「愛しているよ」と話しメッシに感謝を伝えた。

(By ALLSTARS CLUB編集部)