ASローマ

モウリーニョとファンがパウロ・ディバラの獲得を喜ぶ一方で、ジャッロロッシのクラブは、ピエトララータ地区の新スタジアムのフィージビリティスタディ、ニューバランスに代わる将来のテクニカルスポンサーの構想まで、多面的にプロジェクトにも着手している。

イタリア、ローマの日刊紙「Il Tempo」によれば、ローマは現在ニューバランスをテクニカルスポンサーとしているが、22-23シーズンまでの契約は更新されず、そして23-24シーズンからの候補としてはアディダスが浮上している。複数年契約で、金額も大きく、ユベントスに次いでイタリアで最も高額な契約の可能性もあるという。

またユベントスの場合と同様に、ローマが受け入れる可能性のあるオファーには、固定ベースと販売した製品のロイヤルティ、ローマが参加する大会、つまり、今後数年間のスポーツの成績に連動する変動額も考えられている。

イタリアで絶大な人気を誇るディバラの加入

21-22シーズンにユベントスを退団したディバラ。そしてフリー移籍でローマに渡った。クラブはディバラに10番を付けて欲しいと伝えたそうだが本人はバンディエラ、トッティへの敬意を表し背番号10を避け21を選択した。

そんなディバラはローマでも絶大な人気を誇り、クリスティアーノ・ロナウドの一日で最も売れたユニフォームの記録数を超えた。ディバラの存在がテクニカルスポンサーシップの価値にもたらす影響は大きいだろう。