シント＝トロイデンVV、前半早々からの数的不利もありPO争いのヘントに完敗

シント＝トロイデンVV（以後STVV）は、ベルギーリーグ第22節をホームでヘントと対戦。日本人選手では、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、岡崎慎司、林大地がスタメンに名を連ねた。また、香川真司は昨年11月に手術を行って以降、初めてベンチ入りを果たした。

STVVはいきなり不利な状況に立たされる。16分にドリブルを仕掛けるコイタが相手選手との接触によりイエローカードを提示されるも、VARの結果一発レッドで退場処分となった。

しかし直後にチャンスが訪れる。橋岡が林にスルーパスを通すと、林がワンタッチで中にクロス。ボールを受けた岡崎が相手を交わしてシュートを放つが、ゴールとはならなかった。

その後STVVは耐える時間が続いたが、34分ヘントが先制に成功する。エリア内からこぼれたボールをサラーがミドルシュートを流し込み、均衡を破った。続く44分にはカイパースが絶妙なヘディングを決め、ヘントが追加点を奪った。

後半に入ってもSTVVは数的不利が響き、55分に追加点を許す。最終スコアは0-3で、プレーオフ進出を争うヘントにホームで手痛い敗戦となった。

次の試合は、日本時間29日（日）2:15キックオフのルーヴェン戦（アウェイ）。ルーヴェンは9位で、8位のSTVVとの勝ち点差は「1」。厳しい戦いが続く。

試合と日本人選手のスタッツ