ウルグアイ

現在コロンビアで行われている南米ユース選手権。5チームずつに分かれたグループステージから、すでに決勝ラウンドも残すところ1試合というところまで来た。

決勝ラウンドで上位4チーム(全6チーム)に入ると、今年5月にインドネシアで行われるU-20ワールドカップへの出場権を得ることができる。すでにウルグアイ、ブラジル、コロンビアが決めており、残る1枠をベネズエラ、エクアドル、パラグアイで争うこととなる。

ちなみにA代表のワールドカップで優勝を果たしたアルゼンチンは、ペルー、チリ、ボリビアと共にグループステージで敗退している。

さて、現在決勝ラウンドで首位に立つのはウルグアイ。4試合戦って全勝中だ。決勝は勝ち点2差の2位ブラジルと対戦することとなっており、引き分け以上で優勝が決まる。

今大会のウルグアイは圧倒的な攻撃力を誇っている。全4試合のグループステージでは11得点、決勝ラウンドは4試合終了時点で8得点、合計19得点である。

注目すべきは、その19得点の内、15得点はある3選手によってもたらされているということだ。その3選手とは、ルシアーノ・ロドリゲス(19)、ファブリシオ・ディアス(20)、そしてレアル・マドリードのカスティージャでプレーするアルバロ・ロドリゲス(18)だ。

全員5得点ずつ取っており、ウルグアイの攻撃を支えている。

A代表ではスアレスやカバーニといった黄金期を終えつつあるが、次の世代でこれらの選手が控えていることを考えると、ウルグアイの未来も明るいのかもしれない。

(By ALLSTARS CLUB編集部)