発起人はまさかの在校生?

プロサッカー選手を排出するために徹底したカリキュラムでサッカー育成が行われている相生学院高校サッカー部。開校から急成長を遂げるサッカー部では、目まぐるしく新しいことにチャレンジしている。

例えば選手主体で地域の企業にスポンサー活動を行ったり、あるいは選手らが準備から開催まで全て行う「淡路プレミアリーグ」。そしてもう一つ上げるとするならば小学生向けの、高校生からサッカーを教わることができるスクール「SALTOサッカースクール」。

そして今回、相生学院高校サッカー部の下部組織として「FC CRECER 淡路島U-15」が創設されることとなった。そして発起人となったのは入部して4カ月ぐらいとなる一年生の髙橋新太郎選手だ。選手から総監督の上船氏に提案したことで創設に至ったという。

髙橋選手は相生学院サッカー部やFC CRECERについてこう語る

Q. 相生学院高校サッカー部の生徒として練習や生活をしていて自分自身が変わったと思うことは?

A. 世界レベルの指導者から指導してもらったことをサッカー面はもちろん、私生活の部分でも24時間常に意識することでプロになるために必要な能力がどんどん身についてきていると感じています。

また、小学生向けのサッカースクール(SALTO)のコーチをすることで、自分が学んできたことをアウトプットする機会がたくさんあるので、そこでも大きく成長したと思います。サッカー以外の部分では、色々な人の支えやサポートがあって、このような環境でサッカーができているということを感じる機会が増えて、感謝の気持ちが強くなりました。

Q. SALTO、CRECER、相生の3カテゴリーで同じコンセプトを持たせることによるメリットとは?髙橋選手が素晴らしいと思った相生の育成カリキュラムのポイントとは?

A.3カテゴリーで同じコンセプトを持つことで、カテゴリーが上がるに連れて、選手たち一人一人のチームコンセプトの理解度、チームとしての完成度が上がっていくので、今まで以上にクオリティの高い選手を育てることができ、より多くのプロサッカー選手を輩出できると思います。

また相生学院サッカー部の育成は、サッカーだけでなく、1人の人間としても一流の選手を育てることを目標にしていて、そこが素晴らしいと思います。

Q. 相生学院のこの3年間で具体的にどういうステップを踏んでいきたいか?3年生の卒業時の目標は?

直近ではニューバランスチャンピオンシップで結果を残して、選手権にスタメンで出ること。

2年生ではスタメンとして全国大会に出て、活躍してJリーグのスカウティングリストに入る。3年生ではプロチームに練習参加して契約を勝ち取り、高校在学中に2種登録でプロデビューすることです。もし国内でプロチームから声が掛からなかった場合は海外にチャレンジします。

CRECER FC淡路島 U-15 セレクション情報

■日時

2022年9月4日(日)、9月11日(日)
どちらか1回に参加可

■募集人数

フィールドプレーヤー14名
ゴールキーパー2名

■会場
淡路佐野運動公園屋内練習場

■持ち物
トレーニングシューズ、飲み物

■当日の流れ

15:30 クラブ説明会(希望者のみ)

17:00 セレクション

■クラブ説明会場所

相生学院高校サッカー部寮