サンティアゴ・ベルナベウ、ワンダ・メトロポリターノ、パラウ・サン・ジョルディなど、スペイン国内の主要なスポーツ施設での試合開催が想定されており、今のところ、ウィズィンクセンターとバレンシアのカサルエスパーニャだけがゴーサインを出している。


2028年にはスペインがヨーロッパハンドボール界の中心に。ポルトガルやスイスとともに合同で2028年欧州ハンドボール選手権を開催する。会場はマドリッドのウィズィンクセンターとバレンシアのカサルエスパーニャとなる。グループステージ後のトーナメントは、サンティアゴ・ベルナベウ、ワンダ・メトロポリターノ、パラウ・サン・ジョルディで試合が行われる。

スペインハンドボール連盟のフランシスコ・V・ブラスケス会長は、「スペインで32年ぶりに大きなイベントを開催できることを誇りに思います。そして女子世界選手権のような素晴らしいイベントを控えている今だからこそ喜ばしいことです」と語った。

ポルトガルとスイスに関しては、ポルトガルではリスボンの「アトランティコ・パビリオン(アルティスアリーナ)」、スイスではチューリッヒの「ハレンシュタディオン」と「スイスライフアリーナ」、ローザンヌの「ヴォルデイーアリーナ」、ジュネーブの「パレクスポ」が候補となっている。

ポルトガルハンドボール連盟のミゲル・ラランジェイロ会長は、「今回の招致に対する熱意は伝わってきますし、この素晴らしいイベントをどのように開催・運営していくかが重要です」と話し、スイスハンドボール連盟のウルリッヒ・ルーベリ会長は「スポーツ界でさらにハンドボールの知名度を上げ、選手やファン、スポンサーにとって魅力的なものにします」は述べている。