セリエBのカリアリで指揮を執るクラウディオ・ラニエリが、日曜日の夜に行われた昇格がかかった試合で試合終了直前に劇的な勝利を収め、ピッチ上で涙を流した。同氏は、レスター時代にチームをプレミアリーグ優勝に導いた監督である。
ラニエリは今年1月からカリアリの指揮を執り、就任時にはセリエBの14位だったチームを立て直し、5位にまで上げてプレーオフ出場権を獲得。
カリアリはプレーオフ準決勝でパルマを破り、バーリとの2試合制の決勝に進出。
1st legの1-1引き分けに続き、2nd legも90分が終了するまで試合は0-0と行き詰まっていた。しかし、94分にレオナルド・パヴォレッティのゴールが決まり、カリアリが劇的勝利。チームはセリエA昇格を果たし、試合後のピッチ上での祝福の中で、ラニエリは涙を流した。
ラニエリは2016年にレスターを5000倍のオッズでプレミアリーグ制覇に導いてから7年、再び偉業を成し遂げた。
今季のカリアリの中心選手であるFWジャンルッカ・ラパドゥラは41試合に出場し、25得点をマーク。6月20日に行われる日本戦へ向けたペルー代表に選ばれた。
(By ALLSTARS CLUB編集部)