チェルシー

まだシーズンが始まって2か月ほどしか経っていないが、チェルシーは来シーズンに向けての仕込みを既に行っているようだ。ターゲットは21-22シーズン(昨季)ブンデスリーガMVPを受賞したクリストファー・エンクンクだ。

昨季は公式戦35ゴール、20アシストと驚異のパフォーマンスを見せ、市場価値を大幅に上昇させた選手の内の一人だ。ライプツィヒとは2023年までの契約だったが、契約を更新したことで2026年まで伸びている。

イギリス日刊紙『Times』では、6600万ユーロ相当の移籍金でチェルシーにやってくるだろうと言われている。バイアウト条項の発動に伴うものだが、この条項が無ければ、もっと移籍金が跳ね上がっていたに違いない。また事前契約に既に合意したのではないかという噂もある。

エンクンクが加わればチェルシーはオーバメヤン、スターリングを擁するが攻撃陣が強化されることになる。

それだけにとどまらず、現在ACミランに所属するラファエル・レオンもターゲットとなっている。チェルシーは今夏にレオンの獲得に向けて1億ポンド(約1億1500万ユーロ)を捻出しようとしていたが、ミランはこれを拒否。因みにレオンのバイアウト条項は1億5000万ユーロと言われている。

ただしレオンは2024年までの契約となっており、契約更新も頓着状態にあるためチェルシーの”リーグMVP両獲り”がひょっとすると実現するかもしれない。