バルセロナ

コパ・デル・レイのラウンド16、バルセロナにとっては比較的楽な組み合わせとなった。

ビジャレアル対レアル・マドリード、アスレティック・ビルバオ対エスパニョール、ベティス対オサスナなど1部リーグのクラブ同士による対戦カードが見られる中、バルセロナだけは3部リーグのチーム「ADセウタ」との顔合わせだ。

Transfermarktによると、ADセウタとバルセロナの対戦は今回が4回目。00/01年に1試合、10/11年に2試合を戦っており、全てバルセロナが勝利している。3試合合計のスコアは10-1(0-3、0-2、5-1)だ。

セウタとはアフリカ大陸最北部にあるスペインの都市。本拠地アルフォンソ・ムルベで対戦するのは3回目となる。1試合はカンプノウで行われた。

今回の試合では、バルセロナは大幅なターンオーバーを行う可能性が高い。スーペルコパもあって年明けから試合が続いていることに加え、戦力的にもセウタは格下になる。

ただ油断しているということは一切ないだろう。『MARCA』や『El Faro de Ceuta』が報じたところによると、セウタのホテルに到着したバルセロナは食事が徹底されているという。

例えば、「ミニトマトは皮をむくこと」「油っぽくなく、最後まで火を通さない目玉焼き30個」などだ。

また、「アロス・トレス・デリシアス(≒チャーハン)」のレシピは、具材の量だけでなく、「七面鳥の肉は0.5センチにする」などの大きさまで指定されているという。

セウタにあるバルセロナファン団体のフォンタルバ会長はホテルで働いていた時、バルセロナやレアル・マドリード、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドに食事を提供した経験があるのだが、各クラブから指定された特別な料理を作らなければならないこともあったそう。

決戦の日時は、日本時間1月20日4:00。バルセロナが順当に勝利するのか、それともセウタが下剋上を果たすのか。