コッパ・イタリア決勝は、前回から57年ぶりに再びインテルとユヴェントスの対戦となる。実は、この大会カードの決勝戦は、1954年と1965年の2回しか例がなく、いずれもユベントスがインテルを破って優勝している。

シモーネ・インザーギ率いるインテルとアッレグリ率いるユベントスは、今シーズン二回目となるトロフィーをかけての対戦となった。1度目はスーペルコパでの決勝で、延長戦終了間際のアレクシス・サンチェスのゴールによりインテルが優勝した。

そして今回はコッパ・イタリアの決勝だ。スポーツの観点だけでなく、経済的な観点からも来シーズンに大きく響く。実際、優勝チームは総額約700万ユーロ(約9億7000万円)、一方で準優勝クラブは総額500万ユーロの賞金を手にすることになる。

プレミアリーグでは、最下位のクラブでも他リーグの上位のチームと同等の分配金を受け取れることでも有名だが、意外なことに、イングランドのFAカップで優勝するよりも、イタリアのコッパ・イタリアで優勝する方が報酬は多い。

FAカップの優勝チームは416万ユーロ、準優勝チームは309万ユーロの賞金を獲得することになるが、これはコッパイタリアの優勝チームと準優勝チームと比べてそれぞれ約300万ユーロ、200万ユーロ少ない。

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