リーベルプレート

2014年にラモン・ディアスの後任としてリーベルの監督に就任し、2022年まで監督を務めたマルセロ・ガジャルド。リーベルでは2度の南米王者に輝くなど安定した成績を収め、指揮官としての能力の高さを証明した。

さらにリーベル在任中の2020年には、バルベルデ監督の後任としてバルセロナから監督就任の打診を受けるなど、欧州のビッグクラブからの注目度が高い。

ペップもFIFA年間最優秀監督の候補にガジャルドがノミネートされていないことに「理解できない」と発言するなど、名将もその手腕を認める。さらに、チェルシー移籍が決定したエンソ・フェルナンデスは彼の下でプレーし、指導を受けた中で最高の指導者だったと話している。

そんな彼がリーベルの監督を退任したとなれば、その動向に注目が集まるのは当然だろう。

彼はポチェッティーノやシメオネといった欧州でトップクラスの評価を受けるアルゼンチン出身の指揮官達の仲間入りをする可能性が大いにあると言える。

今回は彼の2014年から2022年までのリーベルでの成績を振り返る。

293試合157勝72分64敗
獲得勝ち点:543 
1試合平均の獲得勝ち点:1.85
※プレーオフなども含む

国内カップ戦
44試合 35勝1分8敗

国際大会(リベルタドーレス杯、クラブW杯など)
126試合 63勝35分28敗

先日は、クリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスル&アル・ヒラルの選抜連合軍の監督を務め、PSGと対戦した。去就が注目されるガジャルドだが、どのようなキャリアを歩むのだろうか。

(By ALLSTARS CLUB編集部)