アベジャネーダ・ダービー

日本時間17日に行われたアルゼンチンリーグの1試合、インデペンディエンテ対ラシンクラブ。両クラブはライバル関係にあり、「アベジャネーダ・ダービー」として知られている。リーベルとボカによるスーペルクラシコに次ぐ規模の大きさだ。

先制したのはホームのインデペンディエンテ。前半19分という早い時間帯でリードを奪うことに成功した。

しかし、38分にインデペンディエンテの選手がラシンクラブの選手を押したとしてPKが与えられた。ラシンクラブはこれを落ち着いて決め、1-1の同点とする。

最終的に試合は1-1の引き分けに終わった。

ホームでライバル相手に手痛い引き分けに終わったインデペンディエンテ。ファンの怒りの矛先は、PKの判定を下した主審へ向かった。彼らの意見としては、判定が不当だったというものだ。

主審を務めたファルコン・ペレス氏は、「私の母は脅迫を受け、家に落書きをされ、ドアに発炎筒を投げつけられた。警察を呼んで彼らを追い出さなければならなかった。彼らは、私たちがロボットで、ミスを犯してはいけないと思っている。彼らは私の母の家に行き、息子が何時に下校するかまで尋ねた。これらは良い状況ではない」と危険な状況にいることを明かした。

これに対しインデペンディエンテは声明文を発表。「インデペンディエンテはファルコン・ペレス氏が受けた暴力や脅迫に対し、否認の意を示します」とした。

(By ALLSTARS CLUB編集部)