マイアミ市の委員会は、元イングランド代表デビッド・ベッカム氏とそのパートナーが、自身のインテル・マイアミCFチームのためにスポーツ施設を開発するためのリースを承認することを投票により決定した。

マイアミ国際空港近くのメリース・ゴルフコースを再開発し、25,000人収容のスタジアム、750室のホテル、商業施設、コミュニティフィールドを含む複合施設にする計画で、「マイアミ・フリーダム・パーク」と名付けられている。234,720平方メートルを超える広大な敷地は、市内最大の公園となる予定だ。甲子園球場の約6倍の大きさとなる。

マイアミ市長のフランシスコ・スアレス氏は、「これで再び世界の舞台に立つことができる」と述べた。

同氏は、FIFAの会長であるジャンニ・インファンティーノ氏が米国を訪れていることに注目した。市長は、マイアミ市はカナダ、メキシコ、米国で開催される2026年ワールドカップの開催地にふさわしいと述べた。

MLSのインテル・マイアミは、このプロジェクトの経済効果を強調し、リース期間中に数十億ドルの家賃と税収を生み出すとしている。

スアレス氏は投票に先立ち「市は1ドルたりとも出す予定はない。それでも99年で26億ドルの収入を市にもたらす」と断言した。

クラブは声明で、マイアミフリーダムパークが建設される間、近くのフォートローダーデールにある既存の施設を維持し、そこでホームゲームを続けるとしている。

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