英国政府は、コロナウイルス封じ込め対策「プランB」の一環として、ワクチンパスポート提示の要求を打ち出した。現在はブンデスリーガなど他の主要リーグでも、スタジアムの閉鎖が始まっている。


プレミアリーグが試合観戦の条件を新たに設定する。英国政府は、同国におけるコロナウイルス感染拡大を受け、対策を講じることを決定した。そのため、スタジアムへの入場には、ワクチンパスポートまたは過去48時間以内の検査で陰性であることが要求される。

ワクチンパスポートの提出は、クラブのホームページでファンが申告書を記入することになる。また、マスクの着用については、スタジアム内では義務付けられているが、スタンドでの着用を義務付けない予定だ。

プレミアリーグのチーフ・エグゼクティブであるリチャード・マスターズ氏は、「シーズン開始以来、我々はクラブ、政府、地元の公衆衛生当局と密接に協力し、ワクチンパスポート提示の導入に向けてファンやスタジアム運営の準備をしてきました」と説明している。

これは、ブンデスリーガなど欧州の主要リーグに準じた制限だ。ブンデスリーガは2週間前、バイエルン・ミュンヘンやRBライプツィヒなどのチームのスタジアムを閉鎖することを決定しており、ラ・リーガでは、今後数週間のうちに同様の決断を下すと予想されている。