マンチェスターユナイテッド

バスビー・ベイブスや1999年に3冠を達成したサー・アレックス・ファーガソンの本拠地である、イングランドで最も有名なクラブのスタジアム、オールド・トラフォード。

このスタジアムを取り壊しゼロから完全に作り直すことは、ユナイテッドに関わる全ての人にとってなかなか受け入れ難い問題になるだろうと『Daily Mail』は説明する。

ファンの意見と3つの案

このように、歴史ある「赤い悪魔」のスタジアムの取り壊しは、3つの提案のうちの1つとなっている。2つ目の提案は、線路に隣接している南側のスタンドの取り壊し。3つ目は、スタジアムの構造はそのままに、4面の観客席周りを全面的に再開発すること。

現在、クラブのオーナーであるグレイザー家が推進するアイデアは、南スタンドの改修であり、歴史あるスタジアムの取り壊しを望まないユナイテッドファンにとっても、妥協点となっている。

現在の建設技術では、長年困難とされてきた鉄道の上での工事が可能となり、そうなればスタジアムの収容人数を現在の74,000人から80,000人以上に増やすことができるようになる。

しかし、112年の歴史を持つスタジアムを取り壊すという選択肢も、クラブは評価しており、既に工事請負契約の入札で競合する建築家やエンジニアが検討している。

ユナイテッドにとっての最大の障害は、新しい施設の建設や一部の地域の改修をする際、代わりのスタジアムをどうするかという問題だ。例えば、アーセナルやトッテナムが新スタジアム計画の真っただ中、ホームゲームはウェンブリーで行われていた。

オールド・トラフォードは、世界のスポーツ界で最も有名なスタジアムの一つであり、ワールドカップや欧州選手権の試合、チャンピオンズリーグの決勝戦が開催されたこともある。しかし、何年にもわたって近代化を試みてきたにもかかわらず、今ではイングランドのトップクラブに求められる水準には達していないように見える。

ユナイテッドは、この件に関してファンの意見を尊重したいと考えており、最高執行責任者のコレット・ロッシュ氏は12月にファンフォーラムで出されたいくつかの案を検討していた。

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