エスパニョール

エスパニョールは、中国の地でさらなる勢力の拡大を試みる。中国のホールディング企業「Rastar Group」が所有するこのクラブは、2021年夏に同国2つ目となるアカデミーを設置する予定だ。具体的には、上海に加えて、新たに広州でオープンする。

クラブのユースチームのコーチが同センターに行き、地元のコーチを指導する。その指導を受けた地元コーチ陣は、若い中国人選手を育成する。目的はエスパニョールのユースアカデミーに加入できるような選手を育て上げるためだ。

今回の開設により、中国は日本とスウェーデンと並んで一番同クラブのアカデミーが多い国になる。

21-22年時点でエスパニョールは、ニュージャージー(米国)、ディージー・ウズー(アルジェリア)、ヨーテボリ、ストックホルム(共にスウェーデン)、ヘルシンキ(フィンランド)、バグダッド(イラク)、上海、広州(共に中国)、東京、埼玉にアカデミーを持っている。