レアル・ベティスは、ジンバブエの主要チームであるFCプラチナに、ビッグデータの活用、ソーシャルネットワークを使ったマネタイズ、プロサッカーに適用される新しい収入形態などの分野で、ノウハウを提供する。


レアル・ベティスはジンバブエとの試合を行なった。クラブはアフリカ大陸で成長するために、ジンバブエに目をつけたようだ。ここ何ヶ月かで、ジンバブエの企業と3つ目の契約を結んだことからもその狙いが伺える。今回は、ジンバブエサッカーの主力チームであるFCプラチナとのコラボレーション契約だ。

クラブは声明の中で、「このパートナーシップは、情報や方法論を共有することで、お互いの成長を目指すものです」と説明している。FCプラチナは、ビッグデータの活用、ソーシャルネットワークでの収益化、下部組織のマネジメント、デジタル化、プロサッカーに適用される新しい収入形態などの分野におけるレアル・ベティスの経験とノウハウの恩恵を受けることになる。

今回の合意は、昨年12月に開設された「ベティス・アカデミー・ジンバブエ」の強化にもつながる。この次世代選手育成プロジェクトは、チームがここ数カ月の間に締結した2つの商業契約に継ぐものとなる。1つ目は葬儀屋のDove Holdingsで、その数週間後には保険会社のMinerva社が、アフリカにおけるベティスのスポンサーとなった。

レアル・ベティスの国際スポーツ開発ディレクターであるアントニオ・オルテガ氏は、2Playbookに対し、「この契約は、FCプラチナがマネジメントの面で知りたい部分があると考えていることから生じたものです」と語っている。